Garrr選手権四国大会’01 第4戦

最近、全く練習無しでレースに出場しているkonken氏。調子が出てくるのは走り出してから30~40分たったころ。今回私はこのkonken氏とペアを組んで出場したため、調子が出た頃には交代というレースになった。

オートランド香川のモトクロスコースを色々変更したり、ダートトラックレース用のコースを追加したりしてのコース設定になっている。

ここはモトクロスコースの一番上の直線を逆走してきて2段目のコースにショートカットして入って行く部分。走っているとそでもないが、その場に立って見るとかなりきつい下り坂になる。下り坂の角度は35度くらいはある。

今回のレースは残念ながらフロントタイヤパンクという大変なトラブルが起ってしまい、レース中盤からはずっとフロントタイヤがパンクしたままのレースとなった。

そんなマシーンでなんとかゴールするkonken氏。

林の中を疾走するkonken氏。カメラマンのMさんの腕がなる。

今回一番の(?)難所。長い上り坂手前の深いマッディセクション。泥水たまりが有り、深さは20センチメートルくらい。

konken氏はここで一度転倒したらしい。交代の為ピットに帰ってきたkonken氏を見るとくっきりと左半身が土色に染まっていた。

konken氏とペアを組み、華麗なスタートを決める私。もちろんホールショットをもぎ取ったぜ!(^^;

そんな真実の裏には「XR250はセル付なのだ」などという事情があろうことはだれも知る由が無い。(え?みんな知っとるって?(^^;)

今回のレースは、前日まで3~4日雨が降り続いて、かなりなマッディ状態が予想されていたのだが実際にはそうでもなかった。局部的には水たまりもあったが、コース全体的には比較的走りやすい状態だったし、なにより土埃がたたないのが良い。

自分的には良いコース状態だったのだが、なんといってもフロントタイヤがパンクしたのが残念でならない。順位がどうのよりも、楽しく走れないからだ。

決まった!…
鳥二郎氏の恥ずかしい連続写真。
目にも止まらぬ早さでマシンを起こし走り去って行った。

イン側の脚をズリズリ、腰は若干イン側に落ちて、まだまだロードバイク乗りが抜けて無い鳥二郎氏だが、この乗り方がK90の乗り方なのかも。

K90にとってはこの長い上り坂が一番苦労するのでは?と、思いきや、案外ラクチンに登れるらしい。

う~む。なんだかかっこいい…。(^^

K90でも長い直線が有ればかなりスピードは出るらしい。ただ、やはり250クラスのバイクとのスピード差は凄まじいものがあり、そんなバイクに抜かれる瞬間が恐怖なのだそうだ。

写真左端の鳥二郎氏を横目にのんびりスタートするmiya氏。また今回も二人の熱い戦いが始まった。

タイヤが太く小さなストマジ号には今回のようなズルズルした路面は最悪なのだ。上り坂では脚をコギコギ。

ここは極端なクイックなターンをするところ。右側に見える小高い山からおりてきてすぐさま左にターンするのだ。

こんなところでカメラ目線を決めるとはただものではないな!miya氏。

裏ストレートを疾走(?)するmiya氏。なんか子供が乗っているみたいでかわいい。

今回の鳥二郎氏VSmiya氏の戦いだが、良いスタートを切ったmiya氏が前半鳥二郎氏を引き離し1~2週の差を付けていたのだが、後半鳥二郎氏の驚くべきおいあげについに抜き返された。

抜かれた瞬間miya氏は「え?、まさか?」と思いながらも鳥二郎氏を追い上げたそうだが、ジリジリと離されていくばかりで、最終的には1週の差をつけられてしまった。

レースの最期にはゴール手前でチェッカーが振られるのを待つというのも原付きエンデューロの技なのだ。マシンの状態や刻一刻と変化するコース状況を読み取り、最後の1週をパスしてでも確実に完走を果たすのもテクニックの一つなのだ。

この夏我が家の大野ケ原キャンプ

我が家の夏休みは毎年決まってキャンプだ。それも、海なんかではなく汗も出ないような涼しい高原へ行くのだ。今年もやはり大野が原へキャンプに来た。

近くには自然がいっぱいの動物園もある。動物達は、鹿やウサギそれから猪とか馬など、のびのびと暮らしている。入園料は1人100円。写真右下のミルクポットでできた料金入れに入れて入る。

景色が綺麗で、空気が美味しくて、少し木陰に入れば涼しい。最高の環境だ。

我が家のペット「ステップ」も今年は連れてきた。最初はその場所に慣れないせいか、かなり警戒して小屋から出てこなかった。


半日もすればステップも慣れてきたのか、まわり一面に生えている大好物のオオバコを黙々と食べ出した。

帰りには五段高原の方へも寄り道。このあたりは壮大な景色が魅力。

風力発電の為の大きな風車(?)も2機有る。ここの後側には姫鶴荘という宿泊施設もある。食堂も有り、バーベキューなんかも楽しめるのだ。

家のお銚子乗りの末っ子。

はっぱ隊。。(^^;;

誰もやれなんて言って無いのに、自らやるとは…。やれやれ….(^^;

キャンプ最終日は台風11号の影響で天気が少しぐずついてきた。姫鶴荘回りには霧がたちこめ、さっきまでそこに見えていた風車がまったく見えなくなるほど。

実は最終日の前の晩から風が強くなり、自分だけ1人吹き飛ばされそうなテントの中で恐怖におびえながら眠れない夜を過ごしたのだ。テントの中ではペットのステップと二人っきり。自分がテントを出てしまえばステップはテントもろとも吹き飛ばされそうで、出るに出れない状況だったのだ。
翌朝、車の中で寝ていたみんなにその事を話すと、「えっ!なにそれ?」。どうやら車の中は風音も聞こえて無く、快適だったらしい。。今回のキャンプの為に入手したエアーベッドのおかげで寝心地も最高だったそうだ。。
わたしはテントの下のうねった地形のせいで背中がいたかったというのに….。(^^;

夏だからこそ… しまなみ海道原付きツーリング!

酷暑の中のツーリングになることは誰もがわかっていたはずなのに、今回のツーリングには11名もの参加者が集まった。しかも行き先は『しまなみ海道』。みんなもすきねえ~。。

とある信号待ちでの一コマ。きびしい日ざしを避けて後方の木陰で信号を待っているのは最年長の岡松氏。ちゃっかりと木陰をみつけて止まるとはさすが!人生経験豊富!?

走行中、ふと隣を見るとmiya氏のモンキーのアルミホイールがキラキラ光ってきれいだったので写真を一枚。しっかりと…写っていない…

最近衣替えをしたモンキーバハにかなり満足気のmiya氏。

いつもしまなみ海道ツーリングの時に立ち寄るSS。糸山公園のすぐ近くにあり大変よいタイミングで給油出来るのだ。

おっと!私の愛車が偶然アップで写ってしまった。自慢のオイルクーラーが写っていないのが少し残念だが..。

この糸山公園からの展望はなかなかのもの。新居浜市からちょうど1時間くらいだし、初心者ならここを目的地とした原付きツーリングでも十分満足出来るのではないだろうか?クーラーの効いた室内で休憩する事も出来る。

青い空にそびえる大橋の橋脚。壮大な景色が楽しめる。これだけ景色が良くて尾道まで楽しめて片道510円は安い。

ただ、ツーリングを楽しむ為なら問題ないのだが、尾道まで行く必要が有って行くのなら今治から尾道まで片道約60kmはちと辛いかも。。

今回唯一のアクシデントが起こった。砂の浮いた路面にフロントを取られ、内田氏がスリップダウン。五メートルほどすべったのだが幸いバイクはまったくといっていい程無傷だった。本人も膝をすりむいたくらいで済んだ。もう少しスピードが出ていれば途切れた防波堤から海へダイブ!という楽しい光景も見られたかもしれないのに…

しかし、この程度の砂で転けるとは、まだまだだな!(ーー)

多々羅公園に到着。この近くには多々羅温泉も有る。帰りには多々羅温泉に入浴して帰ったのだ。ツーリングの途中で温泉なんかに入ると疲れそうと思いがちだが、案外そうでも無い。逆に温泉に入った後はいくぶんか風が涼しく感じられて気持がよかった。

入浴料金は大人が300円。石鹸は30円で売っているが、たいていは浴室内に使いかけの石鹸がごろごろしているので無しで入っても大丈夫だろう。(無かったらゴメンなさい)

多々羅公園で生ジュースを飲みながら一服。夏はやっぱり生ジュースに限るね!生ジュースに!

島を走っていると海水浴客がかなり目立った。そんな光景を見るとなんだか自分達がすごく場違いな気がする。

青い空、青い海、暑い風、う~ん最高!

ツーリング半ばで暑さの為写真を撮る気も無くなってきた…。というわけで、早くも帰りの写真です。

田んぼの中をひた走る面々。原付きツーリングではなるべく渋滞をさけて裏道を走るのがコツなのだ。。。

夕方6時頃、全員無事にアウトラインに帰着。

今度は涼しい所にツーリングに行こうっと!(^^;

Garrr選手権四国大会’01 第3戦

梅雨まっただ中の6月24日(日曜日)気温も湿度もかなり高くムシムシする中ガルルカップ第3戦は開催された。今回エントリーしたのはA-2クラスに近藤氏、B-1クラスに妻鳥氏、miya氏、そして店長こと松本の4人。それから青森県から特別(?)出場の神様(神氏)だ。私の親戚になる人なのだが、今丁度旅の途中で四国に来ているのだ。神氏は昔、高校生の頃にモトクロスをしていて、近くのショップのクラブにもはいっていたそうで、驚くことにそのクラブ員の中に今現在ワークスライダーの”成田あきら”と”高木たかまさ”が所属していたそうだ。彼らはその頃まだちびっ子ライダーだったそうだが、ミニモトで走る彼らの走りに付いて行けず自分の限界を感じたらしい。

妻鳥氏とmiya氏は相変わらずおちゃらけたバイクでの出場だ。とはいっても妻鳥氏の駆るK-90はなかなかのポテンシャルを持っておりあなどれない。miya氏は本来ならばこの3戦からNEWマシンを投入する予定だったのだが開発が思いのほか遅れ、残念ながら今回は前回同様ストリートマジック号での出場となった。それでもストリートマジック号は数回のレース出場車両で、かなりの実績(?)があり信頼のおけるマシンなのだ。近藤氏はというといつものようにXR250Rでの出場だ。近藤氏は仕事が忙しいらしく、マシンの整備はほとんどする機会が無いままいつも出場している。今回もレース前日の土曜日にガソリンを入れただけで、端から見ていてこっちが不安になる程だが、あえて私も特別不具合が無いかぎり手は出さないようにしている。それがレースで戦う者の掟とも言えよう。レースとは孤独なもの、レースとは戦いなのだ。一度コースに出ようものなら自分以外は全て敵なのだ!(??)

レース前日まで恐いくらいに雨が降り続きコースコンディションは最悪なものと誰もが予想していた。いくら水はけが良いオートランド香川とはいっても今回限りは例外だろう。そして当日も雨になるだろうと予想していたのだが…。 前日の天気予報では日曜日は晴れの予報が出ていた。早朝から深夜まで10%ほどの予想だ。そして、当日…。天気予報どおり雨はあがっていた。とはいってもいつ降り出さないとも限らない曇り空。しかしすでに皆天気の事は諦めていた。こうなれば逆に晴れないことを祈ろう。へたに晴れると気温が上昇、湿度が高い上に気温まで上がるとレースをする者にとっては最悪の事態となるからだ。

オートランド香川に到着。今回はどうやら出場人数が少ないようでパドックも空いている。車検を済ませ受付も済ませる。そしてコースに目をやると以外とコースコンディションは悪く無い。水たまりもさほど無く、逆に、雨で急な斜面の土が流れた危険な場所は今回コースには使用されていないからだ。しかし、開会式中のコース説明ではかなり危険な場所があるとの説明が有ったので安心できないだろう。開会式が終わると早速Bクラスのレースが始まる。

一瞬モトクロッサーに見えてしまう妻鳥氏が駆るK90。妻鳥氏もこのマシンに慣れてきたらしく、最初に比べてスピードはかなりアップしている。同じクラスで出場しているXR100Rとなら正々堂々とバトれるくらいだ。(正々堂々とは、”卑劣な手を使わないで”というふうにも取れる)

ステップもレースに出る度に毎回轍に盗まれるらしい。今回のレースでも気が付くとステップラバーが抜け落ちていて次の周回に偶然見つけて装着しなおしたが、レースが終わってみればやはりまた無くなっていた。

今一番欲しいパーツはK90用のアップマフラーと、可倒式ステップだとのことだが、なかなか手に入れることが出来ないでいる。つい先日、アップマフラー仕様のK90(ほとんどスクラップ状態)を発見したらしいのだが人足違いでスクラップになっていたらしく後になってかなり悔しがっていた。

そんな妻鳥氏は今回大健闘!周回数25週で10位の成績を納めた。

今回ニューマシンでの出場が期待されていたmiya氏。しかし、ニューマシンの開発が遅れた為そのマシンの全容はまだベールに包まれたままだ。それで今回、急きょかり出されたマシンはお馴染みのストリートマジック号。

この太めのタイヤが今日のようなコンディションのコースには少し不向きなのだ。ぬめった路面を走行中、自分の意志と反してタイヤが急に瞬間移動するらしい。その恐怖と戦いながらの2時間半を完走するだけでもたいしたもんだ。

そんなmiya氏は周回数23周をまわり12位の成績を納めた。

妻鳥氏とmiya氏の二人のバトルを捕らえた貴重なショット!端から見るとほのぼのとしたレースのワンショットに見えるかも知れないが当人同士はライバル心むき出しでかなり熾烈な争いを繰り広げているらしい。

私はというと、今回ダントツトップを快走しながらも最後の最後にガス欠という事態に見舞われ残念ながらリタイヤ扱いとなってしまった。いつものようにいつもの時間にいつものように給油したのだが、なぜか最後の半周を残したところでのガス欠。大変残念でならなかったが、仕方のないことだ。

しかし、あとほんの50ccガソリンが残っていてくれたら最後まで走り切ることが出来たのに…。周回数は40週。トップの選手と同一周回でのリタイヤは辛い。(ガス欠になることなく走り切っていたなら41週の周回なのだ。)

これが仇となった。気温はどんどん上昇。湿度は高いし、最悪の状態。それでも近藤氏はひたすら走りつづけた。深い轍のコーナーをそつ無くクリアする近藤氏。

近藤氏は結局、周回数34周を回りクラス14位のまずまずの成績を残した。
レースがおわりパドックに帰ってくるなり近藤氏は地面に座り込んだ。暑さで日射病寸前という状態だ。完全に脱水症状を起こしている。

十数年ぶりにモトクロスを楽しんだという神氏。今回、体験走行をしただけだったがその走りは十数年のブランクが有るとは思えない程の走りだった。

中学、高校と、毎日のように家の回りのりんご畑で走り回った腕はやはりたいしたもんだ。

Garrr選手権四国大会’01 第2戦

4月15日(日曜日)晴天に恵まれた大会となった。
このところの晴天続きで、コースは案の定水たまり一つ無い極度に乾いた状態だった。乾き過ぎていた為土ぼこりに悩まされたレースとなった

自分のペースをうまく守り、着々と周回を重ねていくK.K選手。
ここは写真では平らに見えるが、実は急な坂道を登り切った後の左コーナーなのだ。コーナーには比較的深いわだちが出来、スピードを殺されてしまう。

すりばちコーナーを果敢に攻めるS.A選手。もう少し練習すれば表彰台も夢じゃ無いはずなのだが…。

みなさまお待たせしました。RTアウトラインの笑い者、S.M選手。
そんなS.M選手にも、毎回楽しみにしてくれている”ファン”がいたのだ!
ファンの為にも頑張れS.M選手!負けるなS.M選手!いつか、いつの日か、表彰台をゲットするのだ!!

(K90で?)

S.M選手の永遠のライバル、miya選手。
今回ライバルのS.M選手に2周差をつけられ負けてしまい、本気で悔しがっていた。
かなりお金のかかったストマジ号で出場のmiya氏とは対照的に、常にスクラップベースで出場しているS.M選手に負けたのがよほどくやしかったのだろう。
しかしこのまま引き下がるmiya氏では無かった。miya氏は既に次回の第3戦(6月24日)に向けてnewマシンを製作中!既に二人の戦いは始まっている….。

前回のレースで相棒を亡くし、いや、、、もとい、相棒の怪我が完治していない為、またまた一人で走ることになった店長こと私。この季節、花粉症で苦しんでいるのだが、いざレースが始まれば土煙なんざあなんのその!なんとかトロフィーをゲットしました。なにより嬉しかったのは副賞のニーシンガード。今まで使っていたのがかなりくたびれてきていた為、そろそろ買い替えようか?と思っていたところだったもので…。真面目に走ってよかったあ~!(^^)