綿棒

うちの長男は小さい頃から耳の中が湿っぽい体質。
だから、お風呂上りの耳掃除は欠かせない。

耳掃除に使うのはもっぱら綿棒だ。
毎日使っているせいか、綿棒の質にはうるさい。
100円ショップなんかでゲットしてきた綿棒を置いておくと、すぐバレてしまう。
彼が言うのには、少なくとも綿棒のフレームの部分は紙製じゃないとダメなのだそうだ・・・。

ある夜のこと、何かの話題にリビングでは話に花が咲いていた。
そんな状況のところに風呂上りの長男が入ってくるなり、いつもの綿棒を探しだした。
しかし、いつもあるはずの場所に綿棒が無かったようで、長男がお母さんに向かってボソッと「綿棒は?」
・・・・。

長男の問いが聞こえないのか、会話を止めることが出来ないのか、綿棒の答えを出すことなくそのまま話は続いている。

今度は少々大きな声で、「綿棒は??」

・・・・・。

やはり綿棒に対しての答えは無いまま。
・・・・・。

さすがに長男もたまりかねたのか、少々声を荒げて、

う~ん、
も~おう~~~メンボォウ!!

一瞬の静寂の後、どっと笑いがおこった。
言った本人も笑いの意味に気が付いて苦笑いしている。

そう。
彼がたまりかねて言い放ったその言葉は、あまりにもあの有名な
ウゥ~~~マンボウ!
のフレーズにそっくりだったのだ。

ダンプカーとおいやん

先日、仕事のトラックでバイクを引き取りに行った帰りの出来事。
ある交差点にさしかかった時、交差点角にあるコンビニからダンプがバックで出てきた。
スピードはゆっくりだけど、私がその後を通過しようとしていることや対向車も向こうから来ている事など無視しているのかどんどんバックしてくる。
「えらい強気なダンプやな~」と、仕方なく直前で急ブレーキ!バックを見守ることにした。

すると、そのダンプの関係者であろうおいやんがダンプの後に回りこむように道の真ん中に踊り出てきた。
私はてっきりダンプのバックを誘導しようと出てきたのかな?誘導しに出てきた人も大変だな。わがままな運転をする運転手さんの誘導しなくてはいけないのだろう・・・。
どんな人が運転しているのかな?と思って運転席に目を移したが運転席には人の姿は無い。

えっ!??
と思った次の瞬間、ダンプの後に回り込んだおいやんがバックしているダンプを手で止めだしたのだ。
ここでやっとその状況が理解出来た。
そのコンビニの駐車場は道に向かって緩やかな下り坂になっていて、どうやら買い物をしようとダンプで駐車場に入ったおいやんは、サイドブレーキを引き忘れて降りてしまったようなのだ。

結局道の中央付近でなんとかダンプは止った。
おいやおんが押した力で止ったようには見えなかったが・・・。(^^;

近くに学校も有り、丁度下校時間だったけれど幸い歩行者もいなかったし、交差点の信号も青だったけれど丁度車の流れが途切れた時だったので事故にもならずおいやんも無事でよかった・・・。

長財布

先日、某大型複合型ショッピングセンターに妻と二人で遊びに行った時の事。

特に目的も無くウロウロしていると、ワゴンに山盛りになった財布が目に入った。
安売りしているようで、そういえば新春にはよく見かける光景だ。
自分の財布は少し痛んできているし、折り畳むタイプの財布なので、お札を折らないで入れられる長財布に憧れがあった私は気が付くとワゴンに山積みにされた財布を品定めしていた。
しかし、なんかピンと来る財布が無い。「なんか女っぽい物ばかりの様な気が・・・」顔を上げるとワゴンの看板には「婦人用」と書かれてある。
横にある別のワゴンをみても「婦人用」・・・。

紳士用は無いのか~?と思い周りを見渡すと、あるには有るが特別安売りしている風じゃない普通の陳列棚に紳士用は並んでいた。
そこには特に高価なわけでもないが、特別安くもない財布が並べられている。
今日は財布を買いに来た訳でもなかったが、その中に自分の気に入る財布があるかどうか気になった私は妻と二人で片っ端から見てみた。

これなんかどう?
妻が一つの財布を手にとって見せる。
え~~!? それ・・・って蛇革風の・・・?
妻が手にとって私に見せたそれは、蛇革風のデザインので、自分が先に見つけていたら絶対手にも取らないだろうな。と思うような派手派手しい長財布だった。
でも、機能的にどうなんだろうと気になった私は一応手にとって見てみた。

開いて中を確認してみると、中は黄色というよりは黄金色にかがやく布地でちょっとセンスが・・・。
でも、カード収納場所などは多く意外に使い勝手はよさそうだ。
他の財布は地味でスマートだが、その分使い勝手がイマイチそうなものばかり。
見た目は派手で一見して「こりゃないわ」と思ったものの、機能的な面で気に入った私はとりあえずその財布を手にとったまま、他にもこれに勝る物は無いか全て見まくった。

しかし、その蛇革風の財布に勝る物は他に無かった。
「う~~ん・・・。 この中でいったらこれが一番良いくらいかぁ~・・・。」
どうしよ・・・。

かなり迷った。
さりげなく手に持って、妻に見てもらい、「似合う?」
「似合う似合う!」
「まじでぇ~!」
「まじで」

今度は、さりげなくジーンズのお尻のポケットに入れてみて、妻に見てもらい、「似合う?」
「似合う似合う」
「ほんとにぃ~!」
「ほんとにっ!」
しつこく聞く私に、妻も少々呆れてきているようだ。

「う~~ん・・・・、ほんと、どうしよ」
そこで私は、「やっぱりこんなに悩むくらいだったらやめとこか~」
「ほうじゃね」と簡単にやめる方に賛成する妻。
いったんその財布を陳列棚に戻し、その場を離れようとしたがやっぱり気になってしまって。「そう高いもんでもないし、やっぱり買おかあ?」
という私に、「えんじゃない」と、また簡単に賛成する妻。
結局、妻にとってはあまり興味が無いようだ。

ここで会ったのもなにかの縁。
そう決心して結局その蛇革風の財布を買うことにした。

レジでお金を払ってから、直ぐまた袋から財布を出し今一度中を見ていると、一枚のカードが。
「なんだ?」と思ってみてみるとローマ字で名前が書いてある。
「ん~? なんとか・・・ヤマモト?」
どうやらその財布のデザイナーの名前の入ったカードのようだ。
歩きながら妻に「一応これどっかのデザイナーがデザインした財布みたい! よかった~。 そうということが解ったらなんかちょっと気に入って来たわ!」
「ふ~ん。よかったねぇ~。」
不思議なもので、さっきまで派手な蛇革デザインが少し恥ずかしいくらいに思っていたのに、名も無いとはいえデザイナーがデザインした財布だということが解るとその財布が少し気に入ってきた。

そして、そのショッピングセンターの休憩所にある落ち着ける椅子を見つけ座ると、直ぐに古い財布から新しい財布への中身の移動を始めた私は、まずさっきのカードを抜き取り、捨てようとして今一度デザイナーの名前をじっくり読んだ。
「カ・・・ン・・・サ・・・イ  ヤ・マ・モ・ト」
「カンサイ ヤマモト?」
「山本寛斎!?」

「おー! これ、山本寛斎のデザインだって~! やったぁ~! めっちゃかっこえ~ヤン!!」

さっきまで「イマイチ」とか文句ばかり言っていた私の変貌ぶりを見て、横で妻は呆れていた。

インジイ

先日の事、仕事中に携帯が鳴った。
お店にいた時だったので誰からの電話なのかは画面を見る前に大体見当は付いていた。

やっぱり・・・親父からの電話だ。

数年前から携帯を使い出した親父はなにかというと携帯に電話をよこす。
多分、そう頻繁に使う事も無いのでたまには使いたいのだろう。
腕時計の時刻合わせやカーラジオの操作が苦手な親父が携帯を持ち、なんとかメールもやり取りできるようになったのだからたいしたもんだ。

電話の用件はというと・・・

親父:『車が開かんのんじゃぁー。 車屋に電話しても、色々説明してくれるんじゃけど、なにを言よんかさっぱりわからんのんじゃぁ~。』

なるほど・・・インキーしてしまって困っているんだな?
しかも車屋さんが説明してくれても、それが理解出来ないらしい・・・。やれやれ・・・。

親父:『ばあちゃんを迎えに来とんじゃけど、ばあちゃん車に入れんけんよわっとんじゃ~』

どうやら、老人センターに遊びに行っているばあちゃんを車で迎えに行った所でインキーしてしまったようだ。

私:『予備キーは持ってないん?』

親父:『キーは持っとんよ!』

私:『は? キー持っとんのに車に入れんのん??』

親父:『いや、車の中におるんよ。 外でばあちゃんが待ちよんじゃけど、車が開かんからばあちゃん車に乗れんのよ! 閉めたつもり無いのに開けよおもたらロックが掛かっとって、そのロックが開かんのよ!』

(^^;; やっと状況が解った。
車の中に居ながら知らず知らずの間に掛かってしまったロックの解除方法が分からないようだ。

親父:『来てくれんかー!? よわったわ~。』

私:(内心)「こっちも忙しいのにそんな事でいちいち行けるかぁー!!」とは思ったが・・・
『車のキーにボタンスイッチ付いてないで~?それを押したら開くと思うけど・・・』

親父:『え~? わからんわ~。来てくれや~。』

私:『ちょっと、 落ち着いて! キーにボタンがあるだろ!? それを・・・』 と言い終わる前に、

親父:『あっ! 開いたわー! なんでだろ!?』

私:『おいおい! 「なんでだろ?」 って・・・・』(^^;;

後で話を聞くと、キーをポケットにいつも入れているんだけど、知らぬ間にお尻でロックのボタンを押してしまっていたらしい。

しかし、車の中に居ながら自分が外に出られないとは・・・。
そんな間抜けな話、聞いた事が無い。(^^;

プライスカード

先日、お店に若い男の子3人組がやって来た。
「ちょっとバイクみせてくださいねー。」
「はいはい、どーぞー。」

一見、チャラチャラした最近の若者達だが、一般常識をわきまえているようだ。
人によれば、無言で携帯電話をいじりながら入ってくるような若者もいるが・・・。

そのうち、一人の若者が、「あっ、CB置いてある。いくらなんだろう?」といいながらプライスカードを覗き込み・・・

いち・じゅう・ひゃく・せん・・・・

そこかいっ!!
と、心の中でツッコム私なのだった。

死んだ祖母の恩返し

この話ちょっと長くなるけど聞く?

数年前の夏、104歳で亡くなった祖母のお墓に、翌年の元旦急に思いついてお墓参りに行った。

お墓参りといっても実家に家族で年始の挨拶に行った帰りだったので線香も水も無かったが行かないよりマシかと思い手ぶらで行った。

本家である実家の墓はお寺の側に有る。
割と大きい方でそのメインの墓に向かい合うように12〜13基の中~小の墓が並んでいる。

手ぶらで来た私達だったがとりあえず先日祖母が入ったメインの墓に手を合わせた。
ただそれだけで他にする事も無かったのでさっさと帰ろうかと思いながらなんとなく周りの墓に目をやると、並んだ墓の端から二番目ちょっと小さめの墓のてっぺんに異物があるのが目に入ってなんだろうと思いながら近付いてみるとどうやらそれはウ○コだった。

子犬位のウ○コ…おそらくサルのウ○コだろう。

私は近くに落ちていた木の枝を拾いそれでウ○コを払い除けた。
そして、一緒に来ていた嫁さんに「そーいえばこのお墓、父ちゃんとお姉さんの間に居た女の人で確か子供の頃に亡くなったって言よったよなぁ~。」と言った。いわゆる祖母にとっての第二子というわけだ。

すると嫁さんが「確かその人、肥溜めに落ちて亡くなったんよね?」

そう。
祖母に何度か聞いた事があった。
その人が7歳の頃、肥溜めに落ちて亡くなったと。

肥溜めに落ちて亡くなった人の墓の上にサルのウ○コ。
目の前でそれを見ているであろう祖母。
なんとも不憫でならなかったんじゃないだろうか。
それで祖母が私達を呼んだんじゃないだろうか…。
きっとそうだと家族で話しながら墓を後にしたのだった。

実はこの話には続きがある。

そんなことがあってから一週間ほど経ったある日の仕事中、うちの店の前を歩いて通っていた老人に声を掛けられた。

道でも聞かれるのかなと思いながら近付くと「今、そこのお寺に行ってたんだけど帰りにお土産にとお菓子を沢山頂いた。頂いたは良いがあまりに沢山有りすぎて重くてこのまま持って歩くには辛いので半分程もらってくれないか。」
と言う。
見てみると大きな紙袋を二つ持っていて二つ共に溢れんばかりにお菓子が入っている。

老人は「いや~、でも、それは~…」と、答えあぐねる私にお構いなくお店の中に入って来て持っていたお菓子の半分以上を置いて行ってしまった。

しばらくして、出かけていた嫁さんが帰って来てそのお菓子の山を見て
「なにコレ!どしたん?!」
驚くのも無理は無い、どう見ても法事のお供え物の様なカロリータップリな和菓子や紅白饅頭ばかりの山。

事情を知った嫁さんが暫くして、少し興奮したように話だした。
「このお菓子ってもしかしておばあちゃんがくれたんじゃない?この前お墓の掃除したから…。」

なんだか話がつながった気がした。
考えれば考える程、そう考えるのがとても自然な気がして。

あのばあちゃんならやりかねない事だ。(^_^;)

釣りはいらないぜ

買い物をした時のお金の払い方は人それぞれだろう。
時と場合によるだろうが例えば、「○百○十○円」となった時に千円札だけをサッとを出す人も居れば千円札を出してから小銭を確認してなるべく財布の中の小銭を少なくしようとする人も。
たいていは後者の方法で支払う人が多いのではないだろうか。

先日、いつも気前の良いお客様が修理にいらっしゃって修理代金は972円だった。
そのお客様はまず千円札を私に手渡した後、「ちょっと待ってよ〜」と言いなが
ら小銭入れを取り出し中をゴゾゴゾ・・・。
なんとか有ったみたいで72円を私に手渡した瞬間、「あ〜、もう良い良い!」
(釣りはいらないよ)と、お釣りを取りに店内に入ろうとする私に言うと直ぐに帰ってしまった。

大変気前の良いお客様でした。
あざ〜す!

SPA直入走行会

‘03.04.19(土曜日)くもりのち雨

1ヵ月前から楽しみにしていたSPA直入走行会の時がいよいよやってきた。

天候だけはなんとか晴れてほしいと願っていたのだが、残念ながらドライ路面を走行できたのはほんの5~6周、あとはずっと小雨~ドシャブリの中での走行会となった。雨のサーキットはもちろん走ったことがなかったので、最初は雨で濡れたサーキットなんか走ってもなんにも面白く無いだろうと思っていたのだが…。

これが以外とグリップするのだ。それにタイヤもけっこう温まるようで1ヒート走行後のタイヤを見ていると濡れているタイヤがみるみる乾いくのが解るほどだ。けれど、さすがにタイヤが滑り出すような限界までは試す気にはならなかった。 こんなハイスピードコース(CRMにとっては十分なハイスピードコースなのだ)で転倒してしまったらお宝であるCRM-ARがぼろぼろになることは目に見えている。

スタート前の緊張の瞬間。

予選順に並んでいる。最前列、左から2番目予選2位のカリー氏。その右隣は予選3位の私。そして右端は予選4位の鳥二郎氏だ。

なんとかギリギリ鳥二郎氏には予選タイムで勝った。まだまだ若いもんにゃあまけられん。

浦の登りコース。

この辺がテクニカルで面白い。

最終コーナーを立ち上がる鳥二郎氏。
ストレートを全開で駆け抜ける鳥二郎氏&NSR250R。
高知県から参加のカリーさん。

練習走行時の転倒にもめげず予選2位の実力はすごい。

当初CRM250ARで参加予定だったnomisuke氏だったのだが、走行会直前のARのエンジンブローによってXR100Rでの参加を余儀無くされた。

しかし、これがなかなかあなどれないくらい早いのだ。

雨の中の走行の為、雨に濡れたパワーフィルターが吸気を悪くし、途中エンジン不調に陥ったり、走行中にパワーフィルターが脱落するなどのたのしい(?)アクシデントも有ったがそれでも十分楽しめたそうだ。しかし、次回こそはCRM-ARで参加するぞ!とのこと。

カワサキの名車GPz900Rを駆るshio氏。
直線は最近のレーサーレプリカに負けないくらい早かった。直線は…。

途中、けっこう大粒の雨が降ることもあったためレインスーツ姿で疾走するshio氏。

レインスーツを着ただけなのにあ~ら不思議?….ツーリング中にしか見えない。(^~;

ブルーの’02 R-1を駆るてつや氏。

昨年のSPAでのにがい経験が有るらしいのだが、がむばって果敢に攻めている。

CBR400RRを駆るのは女の子ライダー”ドラえ…”じゃなくて、”とくっち”。
(あ~、こんなこと書いたら怒られるかな~…。(^^;)

さ、さすがっ!
すきのないライン取り、ライディングフォーム、目線、バランス…どれをとっても…って、どっかでも同じようなこと書いたな~。

直線はちと辛いのよね~。

少しでも空気抵抗を減らす為にクラッチ側の手は逆手握りで身を縮めていたことには誰も気付いてくれなかった…。

直線は飛行機乗りすればあと0.3秒は縮まったかも。

う~ん。表彰台がよく似合うぜ!(中央=私)

このあとシャンパンシャワーの洗礼を受けてしまった。(^^;

阿讃サーキット走行会

待ちにまった”阿讃サーキット走行会”

今回は伊予三島市の”モーターテック・マツカワ”さん主催で開催されることをR-1氏から聞き付け急遽参加することになった。私にとっては初めてのロードサーキット走行とあって、モトクロスの地方選手権出場なみに緊張した。(^^;

久しぶりの緊張感で、新鮮な気持でのぞむことになった。

一番心配していた天候もなんとかもってくれて、1ヒート目は日ざしも熱いくらいの中で走れることになった。

今日、唯一一緒に参加することになったR-1氏。

1ヒート目出走直前になってチェーンオイルをまだ給油してなかったことに気付く。慌てて給油するわたし。なんで俺があ~。。。

25分のヒートを3回こなした後、最後にタイムアタック大会があった。練習走行のベストタイムの遅い順に出走する。

練習走行で1位のタイムをたたき出したR-1氏は最後の出走。私はというとなんとか3位のタイムだった。その差コンマ7秒くらい。たった0.7秒、されど0.7秒。この差は実は大きいのだ。(^^;

1コーナーへ果敢に突っ込むR-1氏。
1コーナーから鋭くリヤタイヤをすべらしながら立ち上がるR-1氏。
1コーナーを鋭く立ち上がるsugisanさん。

さすがに1200だけあって、直線ではグングンはなされる。

うどんドライブ 〜宮川製麺所〜

宮川製麺所:善通寺市中村町1丁目1-20
JR善通寺駅から車で約3分

今回も行ってきましたうどんドライブ(製麺所巡り)。

今日のマシン(足)は私の自慢の愛車 「マツダ ボンゴフレンディーRF-V オートフリートップ 4WD ボディー異色ドアミラー」だ。

前日にhp”http://www.shikoku-np.co.jp/udon/”をみて場所は調べておいたのだが、わりと方向音痴の私がすんなりとで行けてしまったので自分でもおどろいた。

住宅街の路地を「こんなところに本当に有るのかあ~」っと不安になりながらもずっと入っていくと「宮川製麺所」のかんばんを発見!(写真中央)

製麺所の中を恐る恐る覗きこんでいると、奥からおばちゃんが「あ~、こっちこっち。ずっと奥にはいってきて~!」と声をかけてくれた。そして、「このどんぶりを持ってあのおじさんに大か小か言って。」と教えてくれた。

この製麺所のシステムは空のどんぶりを持ってゆでたてのうどんを冷水でシメているおじさんに麺を入れてもらって、その後麺を温めたかったらグラグラ煮えているお湯に自分で通し、それからでっかい鍋に用意されているダシをひしゃくですくってかけ、後は生姜、ネギ、天ぷらをお好みで取って、その辺の空いているテーブルで食べる。そんな感じだ。お昼時は近くの会社の人たちや、学生さん達でごった返していて椅子に座れたらラッキーなみたいだ。座れない人は、店の角(うどん粉が入った袋を積み上げている脇)で立てって食べている人もいた。

肝心なうどんのお味は?というと、麺は少し細めの麺で、だしはかなりさっぱりとしたいりこだし。ダシの入った釜の底からいりこをすくって入れるのが通な食べ方らしい。 実際やってみたが、いりこがなんとも言えずうまかった。麺ももちろんうまい。

食べ終わって店を出る頃には、丁度他のお客さんもかえる所で、ラッシュ状態。知らない人が見たら変に思うだろうというくらいの人の波だった。