9ヵ月ぶりにGarrrエンデューロに参戦することになった”R.Tアウトライン”。それでも相変わらずのいつものメンバーが出場することとなった。
R1氏は今までのマシーン(RMX)から心機一転、今回のレースからCRMを駆ることとなった。ニューマシーン(?)とはいっても2年近くほったらかしにされていた車両だったため完走できるかどうか少し心配はあったのだが…。
鳥二郎氏はと言えば、今回はいつもの愛車”K90”ではなく、私とペアを組んでの出場となった。その為マシーンはCR80-�なのだ。数年前に何回か乗ったことはあるとはいっても慣れた人でないと乗りこなすのが難しいといわれるミニモトクロッサーにやはり苦しめられることになった。
そして今回もただ一人、幻のストマジクラスに出場したmiya氏。レース会場に向かう車の中で「今日のコース設定はどうなんだろう? 長い登りが無かったらいいんだけどね~。」と、登り坂を押さないと上がらないストマジだけにコース設定を気にしていたのだが、会場に到着し、コース図をみるなり撃沈。ストマジにとっては気が遠くなるくらい長くきつい登り坂をこのあと18回も押し上げることになろうことを知る由も無かったのである。
メンバー全員練習も無しで、いきなり久々のレース出場となった今回のレースはとにかく不安材料が多々あった。しかし、なんとか全員無事に完走出来たことはただ単に運が良かっただけかもしれない。でも、運も実力の内っていうし、まあ、終わりよければ全てよし、結果オーライってわけで目出たし々。。。
9ヵ月のブランクが有るとは思えないほどいいペースで周回を重ねるR1氏。
ジャンプもバンバン跳び、コーナーもズリズリカウンターを決めていた..そうだ。
RMXから乗り換えてのインプレッションはというと、やはりCRMの方がバランスが取れているのか乗りやすかったそうだ。
シケインをクリアし、全開で立ち上がって行くR1氏。
前日には少し雨も降ったようで、午前中は特に走りやすかった。土ボコリもたたないし水たまりもほとんど無いし。
R1氏のハプニングはレース中盤で起った。コース奥のダートラコースの登り付近でコースど真ん中になんとコースマーシャルがバイクを置いていて、それにR1氏は突っ込んだのだ。幸い大怪我には至らずクラッチレバーホルダーが折れた程度で済んだが、一つ間違えば大変なことになっていただろう。
同じレースをしているライダーが転倒しているところに突っ込んだのならしょうがないのだが、マーシャルがコースのど真ん中に停めていたバイクに突っ込んだのだからたまらない!
今回、数年ぶりのモトクロッサーで出場することになった鳥二郎氏。オンロード用ヘルメットにゴーグルという怪しいスタイルはいつも通りだ。
おもいっきりカメラ目線のmiya氏。走行ラインから視線をこんなにもそらしながらも見事にベストラインをトレースしている。…ただものではない。ストマジを乗りこなしている証拠だろう。
それとも静止状態?(^^;
シケインをクリアし、スムーズに立ち上がって行くmiya氏。
あ~! ストマジでそんなにジャンプしちゃあダメえ~!
普通のバイクではなんともないジャンプだが、ストマジではこれだけ浮いただけでガツンと底着きするのだ。
ストレートからシケインへのブレーキング状態の私。
ライン取り、バランス、目線、ニーグリップ、どれをとっても文句の付けようが無い完璧なライディングだ! 力も入ってない…ように見える。。