『おいやん語録』とは、これらの言葉を自然と使いこなせたら”おいやん”だ!
とも言える”おいやん”なった証拠、言わば”おいやん”の定義とも言えるべき言葉なのだ。
ここではあえて”おいさん”ではなく”おいやん”と親しみを込めた意味で使っている。
[言葉部門]
極端な話
これも物事を人に解りやすく説明する時においやんがよく用いる言葉だ。
「極端な話、わしが社長だったらの・・・」(ほんま極端やな~!)とか、「極端な話、千円が10枚で一万円だろ?」(そのまんまやんか!)とか、ただたんに話出すきっかけに使っている凄腕のおいやんもいたりする。。
餅屋は餅屋
私が良く聞く場面は、バイクをトラックで引き取りに言った時、大きなバイクを軽々とトラックの荷台に乗せたりなんかすると、「ほ~! やっぱり餅屋は餅屋じゃのお~!」と言われるのである。私はその度に心の中で「いや~、餅屋じゃなくてバイク屋なんですけど…。(^^;」と、つっこんでしまうのである。
それぞれのもんがある
この言葉もバイクを引き取りに言った時によく聞く言葉なのだが、トラックに乗せたバイクを固定する時にロープではなしにタイダウンベルトというワンタッチで縛れるベルトがあるのだが、それですばやく縛り付けると、「ほ~!それぞれの便利なもんがあるもんじゃのお~!」と言われる。
正直なもんじゃ!
「エンジンがかからんなったんじゃ」とか言いながらお客さまがバイクを店まで押して来てくれたりしたとき(そんな場合にかかわらずなんだけど)、お客さんの目の前で「う~ん。これはプラグが悪いようですねえ~。」とかいいながらプラグを交換した後、一発でエンジンが始動したりすると、決まって一言、「正直なもんじゃ!」
(悪かった所を治すと素直にエンジンがかかったことによる驚きや、”やっぱりねっ”というような気持を表現する言葉なのだろう。)
逆に言うたら
話をしている相手に物事を分りやすく表現しようとしてよく使われる言葉。「それって逆に言うたら○○よね。」とかってよく使われる。そんな時、”ほんまにそれって逆か?”とか、”なにも逆から言わなくても…(^^;”と、つっこみを入れたくなるのだ。なにをかくそう自分も気が付くとよく使っていたりして…。(^^;
おはようございました
この言葉も自分にはいまいち理解出来ないでいる言葉の一つだ。なぜ”おはようございます”ではなく、”おはようございました”なのだろう。きまって年輩の方がよく使うようだ。自分が独自に想像するには、『ました』と言うことでなにかひとつそこで締めくくろうとしているのだろうか?完了しました!という感じの意味を含んだ”ました”なのだろうか?
蓋を開けてみたら
これもやはりおいやんがよく使う言葉だ。
予定では○○だったのだが、蓋を開けてみたら△△だった。と。 先にあけて見とけよ!(さまーず三村調)と、突っ込みたくなる。
[行動部門]
むやみに物をたたく
なぜかおいやんは、バイクを見ながらパーツをコンコンと指の関節部分でたたくのである。それはまるでパーツの材質を検査しているかのように。時には、カウルのスクリーンやハンドル、ミラー等”そんな物たたかなくても見りゃあ解るだろう!”とつっこみたくなるのだ。そして、やはりここでもむやみやたらと意味も無くたたくなよ!(”さまーず”の三村調)と、つっこみたくなるのだ。
タオル(手拭い)を口にくわえる
建築現場や土木作業現場でよく見かける光景なのだが、おいやんはなぜかタオル(てぬぐいと言った方がいいのだろうか?)を首にかけて、その片方の端を口にくわえている。あれってなぜなのだろう?どう言う意味があるのだろう。そしてどういう効果があるのだろう?その状態でドカヘルをかぶり、バイクをライドしている人もみかけたことがある。てぬぐいを口にくわえることにどんな意味が有るのか知っている人がいたら是非教えてほしい。今私が一番気になることと言っても過言ではない。