カチカチ山

先日のお花見の帰り道での出来事だ。

大勢で公園でバーベキューともなるとかなりな荷物になる。テーブルや椅子、もちろんバーベキューコンロや食材なんかもアウトラインで用意して持って行くのだ。その多くの荷物をわたしは車の後ろに引いたトレーラーに積んで持って行っていた。帰りもおなじくトレーラーに荷物を積んで持ってかえるのだがゴミが増える分、帰りの荷物の方が多くなる。しかもみんなお花見で疲れているので片付けも少々いいがけんになる…。

なんとかトレーラーに荷物を全て積み込み、帰途についた。少し心配だったのは、荷物がトレーラーから落ちないか?ということ。特にゴミはわりと軽いので走行風や震動で落ちる可能性が高い。家までは約3~4kmなのでゆっくり帰れば大丈夫だろう。

国道に出て後ろに連なる車を気にしながら、しかしスピードを普通に出して走れば路面の継ぎ目などのショックで荷物が落ちるだろうと思いゆっくりと走行する。1キロ程走っただろうか、広い交差点で信号が赤に変わった。ゆっくりと車をとめる。すると、右折専用レーンに入ってきた車が私の車の真横に並んだかと思うと、その車の運転手と横に乗っている人が2人とも私の方を向かって目をひんむいてなにか叫んでいるのだ。

窓を閉めていた私は、「あ~、やっぱしゴミかなんか落としてしまったか…」と思いつつ、なにを叫んでいるのだろう?と車の窓を開けた。そして、その人達が叫ぶ言葉を聞いて自分の耳を疑った。

「燃えてますよ~!!」

私は急いで車を降り、トレーラーへ走った。「なるほど燃えている….」

私はここであまり慌てたそぶりをすると信号待ちで並んでいる車が沢山いるのではずかしいなと思い、わざと落ち着いた振りをしてその燃えている荷物だけをとりあえず路肩へと下ろした。その時手に若干のやけどをしてしまったが、「あっちい~!!」とかとオーバーアクションするとこれもまた恥ずかしいのでなにもなかったかのように装った。

そんな私を見かねてか、後ろに止まっていた車の助手席にいたおばさんが降りてきて燃え盛る荷物を一つ下ろしてくれたのだ。「あのときのおばさん、ありがとう!(^^;」

そして、燃えていた荷物は飲み残しのウーロン茶で消火した。

肝心の火災の原因だが、肉が入っていた発泡スチロールの箱に水もかけずに燃え残った炭を入れたことだった。。

「そりゃ、燃えるわな…」

妙になっとくしたのだった。

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