改造箇所詳細
吸気/排気バルブウエストを少し絞り、鏡面加工
吸気/排気ポート口径拡大、鏡面加工
燃焼室形状形状の変更は特に無し、表面は鏡面加工
カムシャフトXR80の物に変更
ロッカーアーム(吸・排気)軽量化、鏡面加工
ピストンCB400Fの物に変更(51.5φ)、形状の変更は特になし、テフロンラッピング加工
ピストンピンCB400Fの物に変更、テフロンラッピング加工
シリンダーピストンクリアランス0.03mmでボーリング後、シリコンラッピング加工
キャブレターセッティング
メインジェット#95  →  #105(ノーマルは#85)
スロージェットノーマル状態
ジェットニードル・クリップ1段目 →  3段目(上から)
エアスクリュー1/2  →  1,3/4

加工前の排気バルブ

カーボンがかなり蓄積されコテコテの状態。

加工後の排気バルブ

大きな形状の変更はせず

鏡面加工程度で耐久性を確保。

加工後の吸気バルブ

元々太めだったウエストを絞り

排気バルブと同様に鏡面加工。

加工前のシリンダーヘッド

ここもやはりかなりのカーボンが蓄積されていた。

吸・排気ポートは見た目にも狭っ苦しい感じ。

吸/排気ポートを大幅に拡大

ヘッド表面と共に鏡面加工。

加工後の吸気ポート

加工前はバルブガイド回りが盛り上がり

かなり狭っ苦しい感じだった。

今回の改造で

かなり大きな効果があったと思われる

カムシャフト。

左がノーマル

右がXR80の物

明らかなリフト量の違いがある。

左側がノーマルのピストン

右側がCB400F用(5φオーバーサイズ)のピストン

直径は47.5φから51.5φにアップ

これにより排気量は79.0ccから93.7ccにアップしたのだ!

(ストロークは45.0mmで変更無し)

ピストンを上から見たところ

表面積がかなり違うのが良く解る。

バルブリセスやピンハイトにも問題は無かったため

加工は全くせずにすんだ。

エンジンを組み上げた翌日、早速セッティングとならし運転をかねて200キロほど走る。
最初、メインジェットを95番から110番まで上げたのだが、どうも全体的に濃い感じだったので105番に変更。これでメインジェットはバッチリ合った。

あとは中速がぎくしゃくして、どうも薄い感じだったのでジェットニードル段数を濃いめに変更。
写真はR192を池田にぬけた所の池田大橋の手前。道端での作業はなんとなく”こやって”な感じで楽しかった。
”こやって”とは、「こじんまりとしていて心の底からワクワクする様子」の意味に相当する。が、本当の意味は私達(松本3兄弟)にしか理解出来ない。

セッティングツーリングの途中で立ち寄った讃岐のうどん屋さん『長田うどん』は、あまりにも有名。

やはりこの日も店内はお客さんでごったがえしていた。
さすがに店のおばちゃんも顔を覚えていてくれたのか「バイクで走るのにはえ~季節じゃね~」と、声をかけてくれた。
うどんの味は言うまでも無く絶品!
交差点を挟んで対角にある「しょうゆうどん屋」さんもなかなかイケルことを忘れてはならない。

長田うどんを出て、フラフラと北上していてたまたま見つけた温泉『満濃町健康づくり憩いの施設 かりん温泉』
入浴料は大人400円。
良心的な金額だ。

よっぽど入ろうかと思ったのだが、今回はなんとなく見送ってしまった。今度原付きツーリングで皆と行こう!

帰りにこんぴらさん前を通った。

写真は賑やかな場所を通り抜けた後。

う~ん、我愛しのXLR。

かわいい!